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2010年7月21日帰星。
地球への滞在期間: 7年7ヶ月 帰星理由: 腸間膜リンパ腫破裂による腹腔内出血多量
急な重度の貧血で緊急手術の末、星に帰る。
レントゲン・エコー診断にて「おなかの中に何か腫瘍のようなものがあるが、どの臓器にできていて何なのかは不明」と言われてました。 ある日、普通に放牧して遊んでいたら歩いててエサ入れに片足を突っ込んですべり、ちょっとだけ「キュッ」と鳴いてそのまま床にペタリ。 なんだか大人しくなったな、と思ってたら、翌朝からぐったり。 病院へ行ったら、何か分からないがお腹の中が血だらけになっていて、貧血の度合いから推測するに、手術しても助かる可能性は低い、と言われました。 前の晩まで普通に遊んでたのに、、全く覚悟ができていなかったので、藁にもすがる気持ちで手術に同意。 しかし、手術中に心停止し、心臓マッサージにも 応えなかったということでした。 開腹してみたら「腸間膜」という、お腹の中の重要な太い血管が集まるところに腫瘍ができていて、そのせいで血管がぶよぶよに腫れ上がり脆くなっていて、ちょっとのことで血管がやぶけてしまった、というのが直接の原因だそうです。
とても気の強いいたちだったので、お腹が痛いのを悟られないように我慢してたのかな。。
(追記) とにかく噛み癖が強く(前歯と犬歯でチクチク噛むタイプ)、呼べば跳んで来るし、とても頭のいいコ。 賢さ故に隠れて誤飲して1歳の時に救急騒ぎを起こし、3日持たないと言われた衰弱っぷりから浣腸にて異物を排出、復活という武勇伝(?)の持ち主。 いたち相手にも容赦無い噛み癖で、ココナツの耳を「3」の形に変えたほど。(ーー;) 変に潔癖なところがあり、トイレに先に誰かのうんこがあるとそこを避けてするため、どんどん前に移動して、しまいにはトイレからはみ出したり、日中不在の間にうんこが溜まるとトイレじゃない場所にしたり、とにかくトイレを定位置にしなくて苦労した。 放牧時には、ズボンの裾から進入してスネを噛むのが得意。「リアルスネかじり」 ズボンの裾を靴下の中に入れる「子供の頃の長靴を履くための状態」が常で、気付かずそのまま外出したこと多々有り。(苦笑) 未だにいたちにズボンの裾に入られると、いちごに噛まれた痛さが蘇ってきて戦慄が走る。 元祖カミカミマシーン。
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