No.1046 投稿者:たろ ( 2018/4/2 21:52 )
「どちらが良いと言い切れません」
水道水の長所は塩素で消毒をしているので雑菌が居ない点です。ミネラルが多いか少ないかはその土地の水質によって異なります。この頃の東京都の水はペットボトルで販売される位水質が上がっています。
クラさんが心配なさっているのは、「硬度」の問題だと思います。基本的にイタリアのミネラルウォーターやペリエ等、ヨーロッパのミネラルウォーターは炭酸カルシウムや、マグネシウムの含有量が多いので「硬度」が高い物が多いです。ヨーロッパではあまり水は飲まれず、ワイン等が水の代わりに飲まれる事が多いのは、「水の差」硬度の差と言われます。
基本的に日本の水は炭酸カルシウムやマグネシウム等、不純物が少なく、質の良い水とされています。硬度120未満が軟水とされています。
硬度が高い水をずっと飲むと、ミネラル分摂取過多になるのではないかと思います。特に炭酸カルシウム摂取過多は結石になりやすいと言われています。
国産のミネラルウォーターは、阿蘇山周辺、霧島あたりののミネラルウォーターは、中・高度の水のはずですが、他の産地の水は軟水が多いはずです。国産のミネラルウォーターを飲んでみてさらっと飲めるのが軟水の水で、ちょっと重いなと感じるのが中硬水の水と思ってもらっても良いと思います。エビアン等も日本の水に比べるとちょっと重い感じがします。ミネラルウォーターには含有物質と硬度の表示がありますのできちんと見ると解ると思います。
基本的には日本の水(水道水も)は軟水が多いです。ただ、川の水を取水し濾過や殺菌の過程を通りますので、イメージ的に良くないです。技術が発達してきているので昔に比べたらおいしい水になってきています。ただ、東京都は川の上流から取水した水もブレンドして「おいしい水」を作っているようです。それぞれの市町村の水道事業を調べるとある程度の水のことは解ると思います。 煮沸・沸騰させると、殺菌のために入れた塩素が飛んでしまうために質が悪くなりやすいと言われていますが、それは数日間ほ放っていた場合です。毎日水を替え、飲み口を洗っていれば問題は無いと思います。
家は井戸水で炭酸カルシウム硬度は5、総硬度は10程度で、PH8です。逆に塩素が入っていないために雑菌等の心配が有りますので沸騰させたお湯を冷まして、人間とフェレに使っています。
硬度についてご自身で調べたいと思われるのであれば、熱帯魚の水質検査キットで、炭酸カルシウム硬度検査薬と総硬度検査薬がそれぞれ1000円程度で販売されていたと思いますのでそれで調べてみられると良いと思います。
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