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フェレットについてちょっと突っ込んだ内容のおはなし。
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No.1618 投稿者:シナモン ( 2020/8/10 20:21 ) 返信
「6歳で体重が若い時の1割減は普通でしょうか」
今月6歳になった男の子がいます。
IBD、フェレット全身性コロナウィルス、ミンクアリューシャン病の疑いがあり、今年1月から慢性下痢になり体調はアップダウンを繰り返しています。

6月から下痢が再発し、食事の工夫で何とか抑えていますが、食欲はあり食事量は若い時とほぼ同量なのに、消化吸収が悪く体重が落ちたまま(1230g→1160g)です。

うちの子はもともと食いしん坊で、若い時は1300gを前後する体重があり、好きなだけ食べさせていた時は1700g近くありました。
痩せてしまい、特に肩や下肢の筋肉がげっそりと落ちたった今の体形が、私には病気にしか見えないのですが、獣医さんは6才ならこんなものだと言います。私は便が改善されれば体重は戻ると考えたのに対して、獣医さんは戻らないと思っているわけです。

私はこの子が初めてのフェレットなので分からないのですが、6歳で若い時と比べて体重1割減(1300g→1160g)は普通なのでしょうか。そもそもフェレットが健康上の問題ではなく、純粋に加齢で体形が小さくなることがあるのでしょうか。経験のある方、ぜひ教えてください。
No.1619 投稿者:たろ ( 2020/8/12 09:39 )
「食事と運動量の問題が関与していると思います。」
 まずは食事ですが、高齢になると噛む力がやはり衰えてくる感じがします。以前、アズミラを使っていたのですが、(硬いフードです)残すことが多くなってきました。ですので、当時、もろいご飯を探しました。形状によって噛み砕きやすいご飯もありますので、フェレちゃんの食べやすさで選んでみて下さい。
 あと、6歳だとアダルトフードだと脂肪分がちょっと高くなるかも知れません。家では老描用のご飯をちょっと混ぜています。
 多分与えているとは思いますが、腸内環境を整えるようなサプリを上げるのも効果的です。吸収効率を整えることが良いと思います。

 もう一つは、筋力の衰えです。高齢になってくると眠っている時間が増えてき、動いている時間が減ってきます。そうするとどうしても筋肉が落ちてきます。
 これは、仮説のようですが、獣医さんと話をしたことです。家は、インスリでもほぼ9歳まで生きる子が続出していますが、その原因の1つは足腰が、年齢の割にしっかりしているそうです。つまり筋肉が落ちていない(落ちにくい)ようです。理由は、ケージを2階にし、行き来する時に立ち上がってよじ登るようにしていますのでそれが日常動作になっているので高齢でも普通に行き来しています。そのために筋力が他の子よりもあるそうです。家では細かい体重変化はありますが、大きな体重変化はほぼありません。インスリ後期になるまで結構しっかり歩いています。

 シナモンさんのフェレちゃんは病気、高齢のため、動くことが減ってしまい、運動量が減り、筋力が落ちてきた。下痢のために十分な栄養後吸収できずに筋力が落ちてきた。この2つが原因なのでは無いでしょうか。下痢の対応は、やっていると思いますが、腸内サプリや止瀉薬で対応、フードの脂肪分を減らし、吸収しやすいフードを上げるようにする。
 筋肉については、高齢でも筋力は着くそうですが、病気で運動量を増やすのは結構難しいかと思います。ただ、適度の運動をさせることで筋力の維持はできますので少しでも運動・遊びの時間を多くして上げて下さい。

 看病頑張って下さいね。
No.1620 投稿者:シナモン ( 2020/8/12 20:15 )
「ありがとうございます」
たろさん、詳しくありがとうございます。
やはり体重減少が高齢に必ず伴うわけではないとのことで、疑問が氷解しました。
うちの子の体重減少が、筋力が落ちたことと病気(下痢、消化不良)のためだとして、筋力が落ちたのも病気で下痢をして衰弱したからですので、私には病気が主因のように思えます。どの病気も確定診断が出ていないので、どの病気とも言えませんが。

うちの子のケージも2階建てで似たような構造ですが、筋力が落ち、降りるときに若い時のように飛び降りると足を踏ん張れず首から落っこちるようになったので、これを防ぐために配置を変えました。昇るほうはできます。

運動は、食事の後10分ほどを3回、計30分ほど歩かせています。家の廊下を歩いてもらって、端まで行ったら抱っこしてまた歩くの繰り返しです。10分でへとへとになります。
水泳も筋力維持にいいと聞きますが、うちの子は行水が嫌いなので試していません。お風呂が好きな子ならいいかもしれません。

下痢については、6月の下痢の一因がサプリのあげすぎだったようで、サプリを切ったら少し改善しました。
漢方を処方してもらっている先生からは、IBDの治療に使われる薬を勧められ、それを使うならサプリはすべて切るように言われました。かかりつけから処方されている消化酵素や、腸の荒れを抑えるために使っているSlippery Elmというサプリ(切るとすぐに下痢してしまう)も切ることになるので、悪化する可能性を考えると、すでに痩せてガリガリなのでリスクが高く、決断できません。

食事療法は、失敗続きです。ずっとアレルギー対策の除去食(ウサギの肉と内臓と骨のみ)で普通なら脂肪やタウリンなどが不足する状態だと思いますが、6月の下痢の一因が除去食からの脱出の失敗(新しいご飯を少しずつ混ぜたところ、しばらく経ってから下痢が始まり、止まらなくなった)だったので、変えてまた下痢するのが怖いです。

食事やサプリについては獣医さんはアドバイスをくれませんし、一応固形の便になっていて菌叢も良いのに、食べても太れないという症例を周囲で聞きません。暗いトンネルを歩いているようです。


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