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フェレットについてちょっと突っ込んだ内容のおはなし。
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No.983 投稿者:イイズナ ( 2017/11/30 00:13 ) 返信 メールを送る
「下半身麻痺、脊髄腫瘍について」
初めてトピ立てさせていただきます。
沢山調べたのですが情報が見つからず、藁をもつかむ思いでこちらにたどり着きました。
5歳半オスのパスバレーフェレット「いち」の症状です。
どうか何かご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。

ちょうど1週間前までは元気に走り回っていた子が急に下半身麻痺をおこし歩けなくなり、本日CTとMRI検査をうけたところ脊髄に腫瘍があり神経を圧迫しているとわかりました。(髄外腫瘍、と言われました)

手術で背骨の一部を切除し中の腫瘍を取り除く、または腫瘍をすべて取り切れなくても骨を取り除くことで圧迫を解除しまた歩けるようになる可能性があるが、フェレットの骨はとても細いため手術の際に折れて亡くなってしまうリスクもあると言われました。
設備としてCTやMRIがあり獣医さんも複数人いらっしゃる大きな病院なのですが、どの獣医さんもフェレットの脊髄腫瘍の手術をした事はないとの事で、インターネットで調べても骨を切除するという症例が全く出てこず不安でいっぱいです。
私としては最悪もう歩けなくてもいいから、全力でサポートするからとにかく生きてほしいと願っているので、死んでしまうリスクのある手術はしたくないのですが、腫瘍がガンである可能性も捨てきれない為どうすればいいのか混乱しています。
明日別の病院の先生にも話に聞きに行き、明後日はエキゾチックで有名な先生のところに検査のデータを持ち込み相談にいく予定にしていますができるだけ情報が欲しいです…。


以下、検査内容と経緯になります。

◆1日目
後ろ足がふらついているのを発見しすぐに病院に行き血液検査
血糖値は正常でインスリノーマではなかったのですが、CRPと肝臓数値が少し高かったとの事です。

◆2日目
神経反応をみる検査を受けたのですが後足からの反応は返ってくるらしく、完全麻痺ではなく力が入らない状態のようだと言われました。

◆3日目
腰が持ち上がらくなりズリズリと這うようになりましたが、自力でトイレには行けていました。
アリューシャン病の血液検査を受けていた結果が出たので聞きに行くと陰性でした。

◆4日目
排尿、排便障害がおきました。
自力でトイレにはたどり着くのですが排泄出来ない為病院で圧迫排尿して貰い、症状が急速に進行しているので先生の都合の合う3日後にCTとMRIの予約を取り帰宅しました。

◆5日目
自力でトイレに移動できなくなっていました。
どんどん動きづらくなっているようでしんどそうにしていたのですぐに病院に連れて行き、検査の日まで2日間入院して体調を整えた後CT+MRI検査となりました

◆7日目
冒頭に戻り、本日の出来事となります。
CTやMRIは全身麻酔での検査となった為、今日も入院し点滴と様子を見て頂いています。

脊髄腫瘍、髄外腫瘍ができてしまったフェレットちゃん達はどのような治療をされましたか?
またこちらの先生が言うように手術で骨を切除した子はいらっしゃいますか?
どうか情報をお寄せ頂けるとありがたいです。

長文お読み頂きありがとうございました。
No.984 投稿者:とんとん☆オイチャン ( 2017/12/1 12:48 )
「御住まいは「兵庫県」なのかな、、、、」


外科系で、フェレットで、、、
No.985 投稿者:れぱん ( 2017/12/1 21:58 )
「シッポによく見られる腫瘍」
イイズナさん

心配ですね。
私はいちちゃんのような症状の経験が自分のフェレットにはなかったのでインターネットで調べるくらいしかできませんでした。

脊髄腫瘍の中でもフェレットは脊索腫(コルドーマ)がよく報告されている腫瘍でした。症状としてはまさしくいちちゃんの様子と合致しています。

病気そのものについてはフェレットには稀ではないようで、例えばアメリカのフェレットガイドブックで有名な本「Ferret for Dummy」にもそのことが書かれていました。シッポによくあらわれる腫瘍のようで、その場合は腫瘍を取り除くか若しくはシッポを切断する治療となるようです。中の骨を取り除くという表現はありませんでした。
以下、その本の284ページのURLです。
https://books.google.co.jp/books?id=tq1keMbRjmQC&pg=PA284&lpg=PA284&dq=ferret+spinal+tumor&source=bl&ots=WCLckMd7tm&sig=SR0on031h0UZIntxFOHLK7gwq8k&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwiQ6o6H6OjXAhUImpQKHVl4Dm0Q6AEIejAM#v=onepage&q=ferret%20spinal%20tumor&f=false

また海外の獣医師向けのエキゾチックペット医療本にも似たような項目があり、ここでもコルドーマを取り除くことが治療であると書かれていました。ただし再発の可能性もある、と。

腫瘍が悪性腫瘍の場合は次なる治療に入るため、取り除いた腫瘍を病理検査する必要があります。

ただ5歳半という年齢を考えると手術にもろ手を挙げて賛成できるかというと。。。難しいですよね。
人間でもコルドーマの除去手術はやっかいらしく、多くの病院でその手術についてネットで色々と書いています。

いちちゃんが今辛くしているのは何か、外科的な痛みなのか内科的な苦痛なのか、それとも歩けないことなのかトイレが困難なことなのか。
どこを楽にしてあげたらいいのか、に優先順位を付けて解決していけたらいいですね。
No.986 投稿者:もなか ( 2017/12/2 22:46 )
「あくまで我が家の場合ですが…」
7月に亡くなった我が家のもる子の症状に少し似ている気がしてコメントさせていただきました。

うちの子はMRIも CTも撮っていないので、正確にはわかりませんが、最終的には骨髄腫ではないかと診断されました。

5月後半より少しだけ後脚の歩様に違和感を覚え、受診しました。血液検査もエコーもレントゲンも異常なしで
2週間おきの様子を見る通院をしていましたが…
7月1週目に急に後脚に力が入らないようで歩けなくなりました。
その際のエコーで脾臓に細かい影が写り、
直ぐにステロイド投与しましたが改善が見られなかったので
思い切って脾臓摘出手術に踏み切りました。
病理検査の結果、脾臓にリンパ腫の所見がありましたが、脾臓外の浸潤は見られないとのことでした。
しかし…症状は改善せず悩んだ末に藁をも掴む思いで抗がん剤治療を開始しました。

後脚は完全に麻痺しているわけではなく、反応はしていたのですがやはり歩けるようにはならず
前脚でいざるように少しの移動は出来ていました。
抗がん剤のおかげでほんの少しは元気になったように見えました。

しかし
他に腫瘍らしきものは見つけられなかったのですが。。
何日かすると症状はまた悪化し、毎日点滴に通うも加速度がついたように様子は悪くなる一方
亡くなる前々日のレントゲンで背骨の骨融解が見つかりました。
安楽死を勧められましたが…
決断出来ず、丸一日抱いて過ごしました。
かかりつけ医の話ですが…
骨腫ならば、腫瘍の場所によっては切除出来る可能性もあるとのことでしたが、骨髄腫では難しかったであろうとのことでした。

少なくとも排尿排便は出来ていた うちの子とは違うかもしれないので、参考にもならないかも知れませんが。。。

少しでも長く 大切な愛する我が子との時間を過ごせるようにお祈り致します。
No.987 投稿者:イイズナ ( 2017/12/3 02:25 )
「れぱん様」
わざわざ調べてくださりありがとうございます…!
コルドーマ…MRI等をとった最初の病院でも、もしかしたら脊索腫ではないかと言われました。
多くの例のように尻尾の先に表れてくれれば命までは脅かされなかったのかなぁと、考えても仕方のないことを思ってしまいます…

エキゾチックに力を入れている先生を訪ねてデータを見て頂いた所、やはり手術はかなり困難だと言われました。
ですがそこから自分の知る限りの専門家の獣医師達にデータをまわして手術できる先生が居ないか尋ねて下さり、月曜日に手術を行うこととなりました。
「手術も危険ですがしなくても短い、飼い主さんとしては賭けるしかないでしょう」と…

先週までぴょんぴょん跳ね回っていた子が何故…と思うと本当に現実味がなく悪い夢なのではと逃避しそうになりますが、きっと無事に終えてくれると信じます。
No.988 投稿者:イイズナ ( 2017/12/3 02:54 )
「もなか様」
ご自身もお辛い中、情報をくださりありがとうございます…!
うちの子も8月に脾臓が12cmほどにまで肥大してしまい摘出手術を行いました。
シニア期のフェレットの脾臓が大きくなってしまう事は少なくないらしく今回の事とは別と思っていたのですが、もしかしたら繋がっていたのかもしれませんね…
そして背骨の骨融解の件も、実はいちも腫瘍の部分の背骨が少し溶けてしまっているのが写っていて、その事が手術をより困難にさせていると言われました。
症状がとても似ており、もしかしたら脊髄の中でも場所が少し違う同じ腫瘍なのかもしれませんね…

いちはリスクを伴うながらも手術が決まり、あとは願うしか出来ませんが…。必ず戻ってきてくれると信じて車椅子のようなものを用意してあげられたらなと思います。
お心遣い本当にありがとうございました。
No.989 投稿者:イイズナ ( 2017/12/5 06:54 )
「ご報告」
月曜日の夜に手術を行い、真夜中に連絡がきました。
脊髄や神経の手術に特化した設備の整った病院に主治医の先生が連れて行って下さり難しい腫瘍の摘出手術自体は背骨や神経を傷つける事なく成功したのですが、何故か麻酔から目覚めず…
大切な大切ないちは、そのまま眠ってしまいました。

一晩中泣き続けましたが知らない場所で一人で逝かせてしまったことや一緒に居てやれなかった事、後悔ばかりが渦巻いていて苦しくて仕方ありません。
どうしても助けたかったが為に沢山うけさせた検査がストレスになってしまったのかな…もっと一緒に居てあげたかった。ごめんね…
苦しくて胸が張り裂けそうですが、朝一番に迎えに行き抱き締めてあげようと思います。
No.990 投稿者:たろ ( 2017/12/5 07:33 )
「残念です」
 今日仕事が休みなので3Dプリンターの調整をしようと思っていたのですが残念です。

 高齢フェレちゃんの部類に入る年齢なので決断されるのにも悩まれた事でしょう。

 まずはゆっくり体と心を休められて下さい。


 ここは私がフェレ達を見送った時に読む詩が書いています。「雨降り地区」に送らないようにと頑張らないとと思い、日々を過ごすようにしています。ご覧下さい。

 http://tao.ifdef.jp/rainbowbridge.html
No.991 投稿者:とんとん☆オイチャン ( 2017/12/5 12:22 )
「大変 残念なこととなってしまいました、、、、」


御冥福を、御祈り申し上げます、、、
No.992 投稿者:もなか ( 2017/12/5 20:59 ) メールを送る
「かける言葉が見つかりません」
いちちゃんの 経過が気になり、
今朝イイズナさんの書き込みに気がつきましたが…
我が子の時のことがフラッシュバックしてしまい
息の詰まる思いでした。
可愛い我が子の生命のために、出来ることなら何でも
どんなことでもしてやりたい。
私もそうでしたから、その思いは切ないぐらい分かるつもりです。

どうかご自身を責めないでください。
イイズナさんが、いちちゃんを愛していたことは
きっと いちちゃんに伝わっていると思います。
私もうちの子に伝わっていると思いたいです。

いっぱい泣いて見送ってあげてください。
No.993 投稿者:れぱん ( 2017/12/5 23:03 )
「お帰りなさい」
イイズナさん、お辛い中でお知らせ頂きありがとうございました。さぞ辛く寂しく暗い暗い中におられることと思います。

朝一番にイイズナさんの手の中に戻ってきてくれたんですね、いちちゃん。お帰りなさい。


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