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質問・意見交換
フェレットについてちょっと突っ込んだ内容のおはなし。
 

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No.863 投稿者:シナモン ( 2016/9/26 11:38 ) 返信
「副腎にいい食事、サプリ、生活の工夫」
我が家の初めてのフェレットである2歳の男の子(マーシャル)が、副腎腫瘍の疑いと診断されました。エコーで見る限り副腎の肥大は認められないのですが、しっぽの脱毛、攻撃的行動といった変化が出ているのでまず間違いないと思います。
かかりつけ(都内)がリュープリン治療に積極的ではないので、もし必要なら転院して、すぐリュープリン治療に入りたいと考えています。

副腎腫瘍によい食事やサプリ、その他なんでも飼い主が工夫できることをご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひお教えください。

食事は手作りごはん(生肉)なので、栄養成分調整などの融通はかなりききます。
サプリは、病院と相談のうえでメラトニンを投与したいと考えていますが、他によいものがあれば取り入れたいです。
昼は明るく、夜は暗くする、もできる限り徹底したいと思いますが、帰るのが夜遅いのでご飯と放牧が夜中になってしまい悩んでいます。

まだ若いのでもっと一緒にいたいし、一緒に飼っている子(1歳10か月)は副腎腫瘍にしたくありません。
みなさまのお知恵をお貸しください。
No.864 投稿者:たろ ( 2016/9/26 16:46 )
「まずはしっかりと診断を」
 2才のフェレちゃんと言うことなのでちょっと早い気がします。家で副腎疾患になった一番早い子で3才半でした。

 確かに副腎疾患の場合、症状の出方が多種多様です。ただ、副腎疾患になったこの男の子は獣臭がきつくなることが多いです。シナモンさんのフェレちゃんは獣臭は強くなっていますか?ここが結構判定基準になったりすることがあります。ちょっと臭いに気をつけてみて下さい。

 飼い主さんの考え方と獣医さん考え方が違う時ですが、あっさり病院を変えるという選択もありますが、元々の病院が家に近い、夜間診療を行っている等の場合、今までの病院と話し合ってセカンドオピニオンを許してもらった方が良いと思います。私が通っている病院は地物病院で定期検診と予防接種等をしてもらい、都内の病院で副腎疾患の治療等を行ってもらっています。万が一の場合、時間的制約がありますので、地元の病院で連携して治療を行ってもらう事になっています。元々の先生とセカンドオピニオンについて話し合った方が良いと思います。それがダメであれば転院を考えられてはいかがでしょうか。

 副腎のサプリですが、やはりメラトニンになると思います。ただ、元々フェレットは夜行性なので睡眠時間をきちんと確保する、いつも同じ時間に休ませる等の配慮をすれば良いと思います。不規則な牧時間は良くないです。できれば毎日朝日に10分程度当ててあげると体内時計がリセットされて良いと言うことになっています。

 シナモンさんが帰宅するとフェレちゃんはケージから出せ出せコールをすると思います。家もそうです。でも家では薬等を飲んで一段落したら放牧時間にしています。放牧が終わるとお休み時間にしています。放牧時間の狂いは1時間以内になるように調節をするようにしています。放牧時間をできるだけ同じにするのも体内時計を狂わせない方法の一つではないかと思っています。

 シナモンさんが行っているケージや部屋の明暗も大切だと思います。

 副腎疾患は飼育環境も関係するかも知れませんがそれだけでは無いような気がします。家では21匹お迎えした中、8匹が副腎疾患になりました。環境を整えているつもりですが、副腎疾患になってしまい、おかげで10年以上都内の病院に3週おきに通院しています。病院が呼んでいることにして私は半分あきらめています。

 冗談はともかく、病院の選択、飼育環境、サプリについて何がフェレちゃんに一番良いのか考えてあげて下さいね。家では、副腎疾患の最年長は9才10ヶ月(4才発症)、続いて9才7ヶ月(7才発症)です。しっかり対応すれば、副腎疾患でも長生きできます。病気と上手につきあって下さいね。
 
No.866 投稿者:シナモン ( 2016/9/28 11:28 )
「ありがとうございます」
たろさん

たくさんのアドバイスをありがとうございます。
たろさんのフェレちゃんのように、うちの子にも長生きしてほしいです。

獣臭に関してですが、臭いは特に感じません。ただ、副腎の大きさは(病院の基準では正常範囲でしたが)両方とも4ミリを超え片方は5ミリ近いのですでに腫瘍ができている可能性は高いです。

おっしゃる通り、病院とはよく話し合って治療方針を決めるべきですね。
今の病院は自宅から遠く夜間診療もありません。今後ずっと、3週間に1度通うとなると、確実に通いきれるところでないといけないので、たろさんの病院のように自宅近くの病院と連帯してくれるところが見つかればいいのですが。

生活上のアドバイスもありがとうございました。不規則なのはやはりよくないのですね。
No.867 投稿者:たろ ( 2016/9/29 05:54 )
「家では」
 放牧の時間は、帰りが遅いときの時間帯を基準に設定しています。早く帰ってきたときは自分の食事の下ごしらえ、場合によっては食事を済ましてから放牧時間、帰りが遅いときには薬を上げてからすぐに放牧時間にしています。

 放牧の時間帯と言うよりは睡眠の事案帯をできるだけ一定にするという考え方の方が良いと思います。その合間に放牧時間帯を作ってあげた方が良いと思います。できれば放牧の時間帯もできるだけ一緒の方が良いとは思いますが。

 因みに地元の病院は夜間診療はありますが車で40分程度、セカンドは高速を使って1時間半程度かかります。夜間診療はありません。うまくこちらが使い分けることができれば良いのだと思っています。
No.868 投稿者:シナモン ( 2016/10/3 07:49 )
「ありがとうございます/サプリメント」
たろさん

くわしいアドバイスをどうもありがとうございます。
帰宅時間が不規則な場合、遅い方に合わせて就寝時間を一定にすればよいのですね。ぜひ、実践してみたいと思います。
うちは車がないのが悩みですが、レンタカーで頑張ります。

二つ目の病院の所見も、最初の病院とあまり変わりませんでした(病気だとしても初期なので、経過観察でもよい)。ただ、早く治療を始めたい、もう一人の子にも対策をしたいという私たち飼い主の希望をくわしく聞いていただき、メラトニンを処方していただきました。私たちの希望でホルモン検査も行いました。もしも結果が悪ければ、リュープリン治療開始を視野に入れることになりそうです。

治療というより、予防と飼い主の気休めのためにサプリメントをあげたいと思っています。以下のものが候補です。
・ビタミンC(メーカー未定)
・アズミラ ゴトゥコーラベスト
・CPL ジュピターハート
・アズミラ ユッカインテンシブ
ほかに何か良いものはありますでしょうか。
(サプリ投与は、病院に相談したうえで行います。)
No.869 投稿者:たろ ( 2016/10/3 14:18 )
「サプリですが」
 基本的に獣医さんが上げた方が良いと勧められた物を上げています。今副腎の子は1匹(推定5〜6才)ですが、サプリとしてあげているのはメラトニン(副腎)カルニチン、オルニチン(肝臓)キャドック(腸内環境のため)です。

 本当は高齢の子にはCOQ10を上げた方が、細胞のミトコンドリアに働きかけて活性が上がるのだそうですが、家の子は消化・吸収、エネルギー消費が良すぎるようでいっぱい食べるのに500gと軽量のため、COQ10は現在上げていません。他の子達も2〜4才とを若いので上げていません。全員に共通にあげているのはカルニチン、オルニチン、キャドックです。キャドック以外は人間用で個人輸入をしています。メラトニン以外は残ったサプリは私が飲んでいます。お酒を飲むのでカルニチン、オルニチンはちょうど良いという事にしてフェレ達からもらっています。

 日本製のサプリメントは機能を考え、色々な物が混じっていてフェレ達には使いにくいので個人輸入をして単独のサプリを使用しています。

 家のかかっている先生(都内)は結構サプリメントにも詳しいようなので色々な情報を流してくれますのでサプリメントを輸入するタイミングでアドバイスをしてもらうようにしています。

 
No.873 投稿者:シナモン ( 2016/10/23 10:14 )
「ありがとうございます/サプリメント」
たろさん
お返事が遅れまして申し訳ございません。
病院で再度エコーを取りましたが、これまで大きかった左副腎に加えて、右の副腎が若干(1ミリ)大きくなっていました。メラトニン投与を続けていますがいまのところ目に見える効果は出ません…

サプリメントの情報をご親切にありがとうございました。
カルニチン、オルニチンは良さそうですね。検討してみます。
今は別の消化酵素(ナチュラルバランス ダイジェスト・エイドという、ニンニクくさいパウダー)をあげていますが、キャドックも調べてみます。
No.874 投稿者:シナモン ( 2016/11/13 07:14 )
「副腎の肥大化が止まらない」
前回の投稿から1か月たっていないのですが、予防注射のついでにエコーをとってもらったところ、前回(20日前)よりさらに1ミリずつくらい左右の副腎が大きくなっていました。左はもう6ミリ近いです。

夜にメラトニンを投与しており、夜は暗くするようにしています。しっぽの脱毛は毛穴の汚れを洗い落とした結果回復しており、ホルモン検査(女性ホルモン値)でも異常はありませんでした。食欲もあり元気です。

しかし、現に左右の副腎が大きくなっており、肥大化(腫瘍の拡大?)のペースが速い気がして、とても心配です。左右同時に、少しずつ大きくなっています。
リュープリンに腫瘍を小さくする効果は基本的にないことは分かっていますが、早く注射を始めたほうがよいのでしょうか。
No.875 投稿者:和田さん ( 2016/11/15 12:31 )
「何を試したいか?」
飼い主さんが何をどうされたいか?だと思います。
リュープリンという西洋医学治療に抵抗があるなら、
あくまでサプリで行くのか?

うちは、西洋医学の様子見という時間がもったいない
ので、ホメオパシーを始めました。
我が家は左側の副腎経験しかありませんが、サイズが変化したのは1フェレットのみ。ホメオパシーで8mm→3mmに
小さくなりました。
その子は8月に心臓の方で虹の橋を渡りましたが、現在の
子にもホメオパシー予防で同じものを与えています。

他に始めたのは、漢方を始めました。
これは副腎用ではありませんが、漢方にもフェレットの
インスリ用とか、犬の結石用、心臓用と色々あるので、
相談すれば、その子用に作ってくれる所もあります。

他にもハーブを使っている方、手作り食で対応している方、それぞれいらっしゃるはずですよ。

リュープリンにこだわる必要もないと思います。
No.876 投稿者:たろ ( 2016/11/15 12:56 )
「リュープリンの効果として」
 リュープリンはどなたかのスレッドにも書いたのですが、元々は抗癌剤開発の結果できたものらしいです。効果として、LH-RH(黄体形成ホルモン放出ホルモン)誘導体マイクロカプセル型徐放性製剤と呼ばれることもあるようです。主成分は、リュープロレリン酢酸塩で性腺刺激ホルモンの分泌を抑える効果があります。ホルモンに依存しているガンを抑える働きがあるようです。この薬は、症状を緩和させたり進行を遅らせる薬です。国内では、前立腺がんの治療薬として1992年に認可されました。リュープリンは、がんの治療薬(抗がん剤)の一種ですが、ホルモン剤と認識している人が意外と多いようです。

 ですので、基本的には過剰に分泌されているホルモンを抑制する働きです。ただ、家の場合ですが、安定してくると副腎が小さくなったことがあります。(小豆大→米粒2個大)なにがどの様に効果があったのかは解りませんがこの様なこともあります。

 ただ、手術に比べると手術の場合、病院によって違いますが、数10万円かかります。リュープリン注射を3週おきに注射すると1回1万円だとして15万円ほどかかります。それが数年続きます。

 家は健康診断と割りきって注射にしていますが不思議なことに13年間副腎疾患の子が切れたことがありません。途中数匹が注射を打っていたこともあります。(イタチ貧乏の原因になっています)

 ただ、手術をしても再発の危険性もあるので難しいところだと思います。

 関東圏内では大体安くて7000円、高くて15000円、多い価格帯は10000円です。これは地域によってかなり差があると思った方が良いと思います。価格も獣医さんから伺った方が良いと思います。

 メラトニンも多少副腎への働きかけがありますが、リュープリンと比べると・・・。リュープリンを接種すると決断なさるのであれば早いほうが良いと思います。ただ、手術や、打たないでそのままにするという選択肢も有ります。ゆっくり考えられ、判断なさって下さい。、
No.877 投稿者:たろ ( 2016/11/16 13:57 )
「治療方法について」
 治療方法については色々な考え方があります。私のように西洋医学を中心にサプリメントや漢方薬も併用する節操もないタイプ、西洋医学一本槍の方、東洋医学中心の方、ホメオパシー中心の方、どれも一長一短有ります。シナモンさんがフェレちゃんにどの様な治療を受けさせてあげたいのか考える良い時期なのかも知れません。

 私は基本的には西洋医学中心で漢方薬や民間療法を調べ、良さそうなものはなんでも取り入れるスタイルです。ホメオパシーは、終末医療として捉えているので和田さんとは考えを異としていますが否定はしません。フェレちゃんを大事に思って選んだことですので。多分和田さんも他の治療方法を否定しているわけではなく、この様な治療方法もあるという紹介だと思います。ただ、地域的に難しいと思います。ちらっと調べましたが北海道でホメオパシーを行っている獣医さんは札幌、旭川くらいのようです。きちんと調べると出てくるかも知れません。

 もし、漢方薬を試してみたい場合、漢方薬の専門店に行かれて相談なさるのも一つの選択肢だと思います。その場合、必ずフェレットの禁忌の物を知らせること、調合した後、必ず獣医さんに相談することが必要です。

 じっくり考えて下さいね。
No.878 投稿者:シナモン ( 2016/11/18 04:54 )
「どうもありがとうございます」
和田様、たろ様、アドバイスをどうもありがとうございます。

和田様の紹介くださったホメオパシーや漢方にはとても関心があります。ただ私にこれらの知識がないこともあり、病院での西洋医学の治療と並行する形でできないかと考えています。とくに漢方は西洋医学と並行して実践できそうなので病院と相談しながらやってみたいです。

たろ様のご意見もとても参考になりました。うちは東京なのですが、今お世話になっている先生はおそらくたろ様と同じところです。先生と相談しながら治療をしたいと思っています。

再度病院に相談したところ、ホルモン値の異常がないこと、まだ副腎もそれほどの大きさでないことから様子見でもよいが、リュープリンの治療を希望するなら始めてもよいとのことでした。たろ様のご経験の通り、リュープリンで副腎の大きさが戻ることはあるとのことでした。

悩んでいる一番の問題は私たちが現在2歳と3か月のこの子が寿命をまっとうするまで、3週間に1回の通院を通いきれるかどうかです。それくらいどうにかしろという感じなのですが、病院がかなり遠いのと、仕事の性質上きっちり3週間ごとの通院が難しくなる事態が十分以上予想できるのがネックです。すでにお世話になっているペットシッターさんが、通院に対応してくれるかどうか。
カナダやヨーロッパで予防および治療に一般的なインプラントを使えないか相談しましたが、ネガティブな材料しか得られませんでした(肝臓の問題が生じる可能性と、インプラントではホルモンを完全に抑えられない可能性)。
No.879 投稿者:たろ ( 2016/11/20 07:10 )
「生活のリズムの問題だと思います」
 都内にお住まいなのですね。失礼いたしました。

 実は私もインプラントができた数年前に先生に聞いたことがありました。私は、インプラント反対の先生の考えに納得をしましたので3週おきに通院をしています。13年以上続いています。もう生活のリズムに組み込まれてしまいました。おかげで副腎の悪性化は今まで1度もなく、副腎疾患になった8匹はインスリ等はあったものの寿命を全うしてくれました。(7〜9才)また、病気についてやサプリメントについて色々教えていただきました。

 元々今の病院にした経過にはリュープリン接種の考え方が地元の先生と違うためにその先生と相談して、地元の先生には健康チェック等をお願いし副腎等のちょっと(?)大変な病気はっ現在の病院で診ていただくことにしました。

 インプラントをして下さる先生の情報は私は持っていません。電話等でインプラント治療を行って下さる先生を探されてみてはいかがでしょうか。

 インプラントとは関係なく都内の先生で私が通院したくても駐車場の関係で断念したのがワシヤマアニマルクリニックさんです。ここの先生も良い先生でした。他には私が通っている病院から独立なさった先生が環八通りの糀花駅近くに開業なさっています。「お外ブログ」の「ごはん屋さん」が通院なさっています。

 電話で確認をなさってみてはいかがでしょうか。

 シナモンさんにとって納得のできる「良い先生」がみつかるといいですね。
No.880 投稿者:たろ ( 2016/11/20 09:51 )
「インプラント治療について」
 インプラントの治療について獣医さんに伺ってみました(地元)。インプラント治療は大多数の獣医さんは行っていないそうです。フェレちゃんに使ったときのメリット、デメリットは全く解っていないため、使用する先生はほとんど居られないそうです。デメリットについてはシナモンさんが先生から伺ったことだと思います。ただ、これもあくまでも想像の域を脱していないとは思います。

 ただ、個人的にインプラント治療を行っている先生が居られるかも知れないとの事です。多分行っているとしたら都内か大坂だろうと言うことで今度の土曜日に家の子のジステンパーの予防接種に伺うときまでに都内の先生方に伺って下さるとのことです。

 私も興味のあるところですのでわかり次第このスレッドに情報を書きますのでお待ち下さい。
No.881 投稿者:シナモン ( 2016/11/25 08:52 )
「インプラント」
たろ様 詳しい情報とご意見をどうもありがとうございます。たろ様のフェレちゃんは長生きですね。希望がわいてきます。近場の病院も調べて、リュープリンを3週間ごとに打ちつづけられるかどうか検討しています。

インプラントについてですが、選択肢に入れていいものか、情報不足でなかなか判断がつきません。たろ様の獣医さんがおっしゃるように、臨床データがないようですね。しかし、ヨーロッパやカナダではよく副腎腫瘍の予防・治療にインプラントを使っているので、ちょっともやもやします。

ただし、ヨーロッパやカナダと日本では使える薬が違うみたいです。
ヨーロッパなどではおそらくデスロレリン酢酸塩のインプラントSuprelorinなどが使われており、Virbacの商品ページによるとアメリカでもフェレットの副腎疾病用として認可されているようです。ただしこれは日本では認可されていません。

日本ではジースインプラントというクロルマジノン酢酸エステルのインプラントを使う選択肢があるようです。もともと犬用の避妊薬ということです。たろ様がおっしゃっているのはこれのことでしょうか。

そもそもこのように使われている薬が違うので比較は意味がないのですが、肝臓が悪くなる可能性について、ネット上でお話ししたカナダの獣医学関係者は「膵臓なら影響もあり得るが、肝臓は全く聞いたことがない」と言っていました。

上の情報はまったく医学知識のない私の聞きかじりですので、間違いがあるかもしれません。
何か情報があれば教えていただけると幸いです。
No.882 投稿者:たろ ( 2016/11/26 17:28 )
「聞いてきました。」
 実は、私は認可される前にジアゾキシドを使ったことがありました。認可前に以前のかかり付けの先生が研究用に輸入した物を使ったことがあったので、そのような先生が居られるかも知れないと思って調べてもらったのですが、結果としては、デスロレリン酢酸塩のインプラントは、都内の普段私が通院している病院ではない病院経由の情報ですが、無いそうです。

 ジースインプラントについては犬以外に使われたことがあり、学会に報告があったらしいです。これは東京都内の病院では無かったらしいです。
臨床例としてはそれだけらしいのですが、思ったほど効果が無かったという報告だったようです。そのためにインプラントを使おうという獣医さんが増えなかったようです。

 症例としての研究を積極的に行おうという先生が居られれば、もしかしたら病院で輸入を申請をして、使う先生が居られるかも知れませんが、現状では、飼い主さんが色々なリスクを覚悟をし、病院を通しての高額な薬の輸入、(厚生労働省が認可した場合です。認可されない場合も有るそうです。)長期間の臨床検査を定期的に行うことができるのであれば、可能性は出るかも知れないと言うことですが、やはりリスクが大きいのではないかと言うことです。


 可能性としては、獣医学科の付属動物病院のようなところであれば相談に乗ってくれるかも知れません。研究用に薬も一般の獣医さんよりも入手が楽にできる可能性があります。

 もし、インプラント治療を強く望まれるのであれば、一度電話でも良いので、大学の付属動物病院に相談なさってみてはいかがでしょうか。 
No.883 投稿者:シナモン ( 2016/12/5 09:05 )
「リュープリン治療を始めました」
たろ様
インプラントについての情報をどうもありがとうございます。ジースインプラントの犬以外への使用について研究があるとのこと、重要情報をどうもありがとうございました。見込まれたほどの効果がなかったという内容とのことで、参考になりました。

デスロレリン酢酸塩のインプラントは研究用でもないと難しいのですね。
健康な子の副腎腫瘍予防用にも使えるはずなので、ぜひ認可されてほしいものです。手に入れば、健康なもう一人の子に使いたいです。

さて、2日前に都内の病院(たろさんと同じ先生です)でうちの子のエコー検査をしていただきました。換毛して全身フッサフサになったので、副腎も縮小していないかと一縷の望みをかけていました(先生によると冬季は副腎が自然に縮小することがあるそうです)が、やはり前回よりも副腎が拡大していたので、今回よりリュープリン治療を始めました。

その時に先生とも相談して、自宅が遠いので、今後はこちらの病院と、自宅近くの病院と協力しながらリュープリンを打ち続けることにつき許可を頂きました。
以前ワクチン等でお世話になった自宅近くの病院でもフェレット副腎のリュープリン治療を行っていることが分かり、電話で相談したところ、これまでの治療データを持ってきてくれれば対応してくださるとのことでした。投与量と間隔が二つの病院で違うので、治療内容に影響が出ないように先生方と相談をしなければなりませんが、うまくいけばメインの病院に通う時間がどうしても取れないときは、自宅近くの病院でカバーしてもらえそうです。

これからがんばります。
うちの子もたろ様のフェレちゃんのように長生きできますように。
No.884 投稿者:たろ ( 2016/12/6 11:33 )
「治療が始まるのですね。」
 早めにしっかりと治療態勢ができるのは良いことだと思います。都内の先生の良いところはどこの病院とも連携をして下さる点です。その点があるので、私は、地元の獣医さんを情熱のある先生を見つけたのでその先生と一緒に勉強をして行こうと思っています。

 リュープリンについてですが、基本的に、量を2倍接種すると2倍効果が長く続くと言うことになっているのだそうです(理論値として)。ただ、これは実際の所は1.5倍持つかどうかだそうです。これらのことは、臨床例から解っているのだそうです。ですので、量を多く打つのではなく、規定量をきちんと定期的に接種した方が効果を確実にさせる一番の方法だと言うことです。ただ、フェレットの場合リュープリンの効果は21日を超えると極端に効果がなくなる子が居るので万が一のために3週おきを勧めているのだそうです。私のその考えに賛同したので3週おきに接種をしています。

 海外の薬事情も聞きました。近年は、薬の輸入はかなり厳しくなっているそうです。原因はBSEだそうです。製剤は結構、牛由来の物が多いのだそうです。ですので、海外から輸入する薬はBSEフリーの証明の書類が必要になり、かつ、何のために、いくつ輸入するかを記入して申請しないと行けなくなったため、海外の製薬会社も面倒になったり、輸入の場合、書類の分金額を上げて請求されてしまうそうです。かなり、面倒な事態になっているようです。

 以前約10年前にニュージーの子がADV(アリューシャン病)感染が言われたときに、試薬をマイケル・E・コールマンさん(国際フェレット協会を設立した方)がアメリカ経由で輸入し、それを某フェレットのサプリを販売している会社を通して販売したことがありました。私の家にもニュージーの子がいたのでお世話になりました。
多分先生からお話があったと思いますが、海外の方とうまく連絡が取れると薬は輸入できるかも知れないと言われたと思いますが、まだ、協会を引退されていなければ、フェレットの薬に関しては、コールマンさんが結構窓口になってくれる可能性があるなと今回思いました。

 ここが色々な情報交換の場所にない言えくれると良いですね。
No.888 投稿者:シナモン ( 2017/1/29 03:11 )
「副腎が少し小さくなりました」
前回の投稿よりこれまで、3週間ごと×3回のリュープリン注射(120マイクロ)を受け、3回目の時のエコーで、ずっと拡大していた副腎が少し(前回比で左右それぞれ1ミリ程度)小さくなったことが分かりました。
冬季には副腎が自然に縮小する場合もあるらしいので、リュープリンの効果か季節的なものかはわかりませんが、拡大が止まってほっとしています。今後もリュープリン、メラトニン(+夜の消灯)の治療を続けます。
こちらでアドバイスいただいた皆様に報告とお礼を申し上げます。

たろさんへ 有用な情報をどうもありがとうございます。お返事まで時間がたってしまい申し訳ございません。確かに、国際フェレット協会に働きかけるのがよいかもしれませんね。国際フェレット協会のサイトにはメラトニンのインプラントのことは書いてありますが、デスロレリン酢酸塩のインプラントについての言及はないですね。メラトニンは経口投与で済むので、リュープリン注射に代わるデスロレリン酢酸塩のインプラントの選択肢があるとありがたいですね。Virbacのフェレット用スプレロリンが認可されてくれると一番良いのですが、需要と働きかけの仕方に左右されそうですね。

わが家の目下の状況ですが、副腎の子ではないもう一匹の子に別の問題が発覚したため、がんばって2匹まとめて3週間ごとに大田区に通院することにしました。確かに、健康診断の機会としてはよいですね。
No.980 投稿者:シナモン ( 2017/9/12 04:40 )
「その後の経過」
約1年前にこのトピを立てた者です。アドバイスをくださったみなさま、その節はありがとうございました。副腎疾患の予後について情報を必要とされている方もいるかもしれないので、その後の経過を報告します。

うちの子は現在3歳1か月。毎日のメラトニンの投与、照明のコントロール(夜の放牧時は部屋をなるべく暗くする)を始めて11か月、3週間に1回のリュープリン注射を始めて9か月になります。

・副腎はほぼ、リュープリン治療開始時の大きさ(5.5〜6.5×2〜3ミリ)で経過しています。冬は小さくなり、夏は大きくなるという季節による多少の変動があるようです。
・当初副腎疾患によるものと私たちが考えた尻尾のハゲは、単に毛穴が詰まったことによるものだったようです。その根拠は、当初の血中ホルモン値に問題がなかったこと、リュープリンを打っているにもかかわらず今年の夏も同じように毛穴詰まりが起こったことです。去年も今年も、オリーブオイルによるクレンジングで詰まりを解消したら、毛が生えました。
・メラトニンと照明コントロールが良かったようで、夜はよく眠り、ご飯を残さず食べるようになりました。その結果、体重が1.2キロから1.5キロに増えました。また、毛並みが密に、なめらかになりました。
・副腎に問題のないもう一匹のフェレットも体重が増えました(0.9⇒1.0キロ)。メラトニンと照明の改善がもたらした食欲増進の結果と思われます。
・副腎と関係ないかもしれませんが7月に血液検査をしたところ、肝臓の数値がいまいちだった(異常値ではない)ため、オルニチンの投与を始めました。

左右の副腎とも同じくらい肥大化しており、大きさにもそれほどの変動がないため、外科手術は今のところ考えていません。今後大きくなるようなら考え直す必要がありそうですが、目下は現在の治療を続けます。

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