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日時 |
2023年4月15日 |
タイトル |
フェレちゃんとの旅行、散歩について |
内容 |
近頃フェレちゃんの迷子がまた多くなってきたように思います。コロナの自粛が明けて色々な場所にフェレちゃんと一緒に出かけたいという思いは理解できます。ただその思いには危険が伴っていると言うことを正しく認識すべきだと思います。また、危機感を強すぎると言うことは無いと思います。私のフェレ達との移動のための考え方です。押しつける気はありません。これから一緒に旅行したいと考える方への参考として書かせていただきたいと思います。
私は年に数回フェレ達と長距離移動で500km以上の移動を数回します。(帰省等) ですので、 1.まずは、フェレ達にストレスを与えないために車に馴れてもらうように不定期(この頃は病気や、健康診断、予防薬をいただきに)キャリーで車に乗ってもらって馴れてもらいます。 通院は高速道路を使用をして 1時間以上かかるのでまあ慣らしには丁度良い感じになっています。
2.長距離の車移動の場合、できるだけ環境を変えないために普段のケージと同じ物をもう1つ用意しており、それを車に積んで移動します。 移動時のケージ環境整備をするために隔離したい時用に必ずキャリーに移動してもらって整備をします。
3.屋外の危険リスクの認識を飼い主さんはきちんと認識して下さい。 ・フェレちゃんは、結構アクティブですのでとにかく屋外を含め、オープンスペースに出すとすぐにどこかに行ってしまいます。 ・交通事故のリスクもキャンプ場等でも外を走らせた場合はリスクがあります。公園でも100%安全ではありません。 ・野生、野良の動物のリスクがあります。10年以上前から関東では某海岸で小型犬がトンビに襲われたという話がありました。幸いにもハーネス、リードを付けていたので数10cm浮いたらしいですがさらわれなかったそうです。フェレちゃんだったらどうなっていたか想像できるでしょう。 この頃はカラスも危険です。私は子猫が襲われている場面をを何度も見たことがあります。 ・寄生虫のリスクもあります。 外に出すと当然芝生や草むらを走ることになります。管理されている公園でも場合によっては除草剤(特定の種類に効果のある除草剤があるそうです)等が散布されている可能性があります。管理されていない草むらにはダニ等が生息している可能性が大です。場合によっては蛭などもいます。
他にもリスクはあると思います。
私の場合は、屋内⇒車中⇒屋内 の移動を心がけています。ちなみに移動は、基本的に夜間にしています。高速料金の割引と、気温が高くなりにくいと言うことがあります。 万が一のことも考えて移動先の動物病院も決めています。そこまで用意をしても安心はできません。また、基本的に移動できる時期は、10月〜4月の気温が低めの時期のみですし、万が一、移動途中に駐車しなくてはいけない時のために何カ所か屋根のある駐車場、地下駐車場をチェックしています。
フェレちゃんと一緒に旅行したい気持ちはよく解ります。ただ、飼い主としていかに危険さを理解し、リスク回避の準備をどれくらいできているかが大切です。安易な気持での移動はフェレちゃんにとっても危険で、迷惑行為ですし、場合によっては沢山の人の手を煩わせることになります。飼い主さんとして責任のある考えを持ち、リスクマネージメントをしっかり取って旅行を楽しんで下さい。 |
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