 報告が少し遅くなりましたが…
6月13日(土)おそらくは8時頃、我が家のスーパーやんちゃ姫・海花が私の腕の中で旅立ちました。 7歳と5カ月の命でした。 時間が曖昧なのは、朝食の支度やらケージの掃除やらをしている間だけ母親に抱いてもらっていた以外は早朝からずっと抱いていて、9時過ぎ…気付いたら死後硬直が始まっていたという…。 まだ温かかったです。 8時頃に小さく「ミー」と鳴いたのが、きっと海花の最後のお別れの言葉だったんだと思います。 その時は「どうした? にいちゃん此処に居るよ??」と声をかけただけで、抱いた私の胸に寄りかかるように頭をもたげ直して、今朝はずいぶん穏やかだな…と考えながら時折言葉をかけつつ抱いて撫で続けていました。 先週に入って食も細くなり、金曜日の朝は大好きな卵の黄身も完食できず、私が仕事に行ったお昼前頃から数時間おきに仰け反るように発作を繰り返していたそうです。 急いで仕事から帰って抱きしめて、部屋着に着替えてから寝るまで抱き続け、家の中や外を話しかけながら巡り、寝る時は枕元にベッドを置いて私の手に頭を乗せるようにして寝かしつけ、発作の間隔も徐々に短くなり朝までの間に10回近くは苦しそうに仰け反ってました。 最後の発作は6時くらいだったかな? 割と軽めな発作で、その後は「ミー」と鳴くまでも鳴いた後も静かに抱かれていたんです。
直接の死因は今となっては判りませんが、症状は腫瘍(リンパ腫とは腫瘍のできる位置が異なっていたそうですが…)の進行によるものでしょう。 4月の初めに尻尾と肛門の間にできものが出ているのに気付いた後は、治療の甲斐もなくあっという間に症状が進行してしまいました。 体中に転移したようで、両眼が前の方から腫瘍に圧迫されて眼も潰れ、頭の形も変わり、最後の方は肛門を巻き込んでトイレがうまくできなくなって、それでも小さく苦しそうに鳴きながらトイレに駆け込んできばってました。
我が家は基本的に庭に土葬だったんですが、海花は家の中が生活の場でしたし、なにより私が同じ部屋に居ないのが嫌な子だったので、写真の遺骨カプセルをオーダーし、なるべく傍に居られるように火葬にしてもらいました。 土曜日の夕方には火葬を終えて家に帰ってきてたんですが、カプセルの到着が今日になったので、報告が遅れたのはその為です。
お店ではその噛み癖からあまりよい扱いをされていない子の様でした。 我が家に来てからも7歳前くらいまではESCのこ以外に気を許さない子でした。 家に来た友人や親戚にわざわざ噛みに行く子でした。 病院の先生も看護師さんも血祭りにしました。 どこにでも登る子でした。 知らない所へ行くのが大好きな子でした。 行先が病院だろうが何処だろうが、キャリーを出して出かける支度をしていると、キャリーのハンモックでスタンバイしてる子でした。 ネズミのおもちゃが大好きな子でした。 生卵の黄身が大好物でした。 時折、寝てる私の頭を毛づくろいしてくれました。 仕事から帰って抱き上げると顔をペロペロ舐めまわす子でした。 休みの日、私が他の部屋に居ると何度も捜しに来る子でした。 噛ん情表現のとても豊かな子でした。
海花…家に来て幸せだったと思ってくれてるかなぁ…。
向こうに飽きたら帰っておいで。 海花、いってらっしゃい。
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